北海道公立小中学校事務職員協議会 会長 佐々木 一(ささき はじめ)
北海道公立小中学校事務職員協議会Websiteをご覧いただきありがとうございます。
皆様にはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より本会の活動に対しまして、ご理解とご協力をいただいておりますことに厚く感謝申し上げます。
本会は1951(昭和26)年に設立され、爾来、「子どもの生活の場としての学校づくり」「学校事務職員の職務確立」を目標に、会員相互の“つながり”を大切にしながら研究と親睦を深めてまいりました。昨年の「第74回北海道公立小中学校事務研究大会」では、子どもたちの健やかな成長を願う同志が全道各地から集い、多岐にわたる課題について論議を交わしました。ご支援を賜りました北海道教育委員会、北海道小学校長会、北海道中学校長会をはじめとする多くの皆様に心からお礼を申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、排外主義に代表されるようなマイノリティを排除する言説が、政民問わず飛び交う息苦しい世界になってしまったように感じます。自身に利害が直接及ばなさそうなイシューには、つい無関心になりがちです。しかし、苦しみの声を上げる人々への冷笑は言うに及ばず、そうした無関心もまた差別や分断の連鎖を生むことにつながります。
自分たちとは異質な存在や弱者に対しては何をしても構わない、と子どもたちが錯覚しかねない環境がすぐ目の前にあることを大変憂慮しています。人はあらゆる面で常にマジョリティで居続けることはできず、たとえば加齢で身体が衰えれば一転して社会的弱者になりえます。人を「分ける」ために線を引き続ける社会の先には、いつしか自分がその線の外側に追い出される未来しかありません。どんな状況に置かれようとも、誰もが安心して自分らしく生きていける世界を目指すことこそが大事なのではないでしょうか。教育の力だけですべてが解決できるとは思いませんが、教育が果たすべき役割はより一層大きくなっていると感じずにはいられません。
教育に携わる者として、創造性ゆたかな学校事務を推進するためには、日々の研究・研修活動の積み上げが欠かせません。その牽引力としての本会の役割を自覚し、本年も北海道の教育のためにまい進する所存です。今後とも皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げ、新年の御挨拶といたします。